機械割97%でも年数十万円以上負ける理由
こんにちは、古家智嗣です。今回は前回記事、
の焼き直しです。内容は同じなのですが、前回記事ではタイトルのような
意図が読み取れなかったようなので、再度書いてみます。
根本的な理由は、年間で言えば何千万円分も遊んでいるからです。
スロットは基本的にメダルを3枚入れてレバーを引き、リールを回します。
従って、20スロの場合メダル1枚20円なので1ゲーム60円です。
ここが肝心です。1ゲームになんと「60円」もかかるのです。
そのため、1分10ゲーム1時間600ゲームという比較的ゆっくりした
速度で打っていても、1分600円、1時間でなんと36000円もかかります。
12時間遊ぶには432000円必要になる計算です。
こうしてみるとわかるように、20スロを1日遊ぶと膨大な金を賭けています。
1日40万円と仮定した場合、休日のみでも月160万~200万円、年間では
2000万円前後の遊技料が必要です。毎日のように遊ぶ方は1億円以上に
なっても不思議ではありません。それゆえ、97%を除いた残り3%でも
2000万×3%=60万円、1億円では300万円にもなるわけです。
これが機械割97%でも年数十万円以上負ける理由です。
ほとんどの人はサンドに入れる金額を基本に考えるので、この事実に気づいて
いません。体感よりもはるかに多額の遊びをしていることを知らないのです。
体感との差が大きい理由も簡単です。低くても機械割97%というように、
入れたメダルのほとんどが返ってくる仕組みだからです。
ボーナス・ARTのような分かりやすいものだけでなく、リプレイ・ベルなどの
子役も含めメダルが払い出される契機は多くあります。リプレイなら、今行った
1回60円のゲームをもう一度させてもらうわけです。このような過程を通して
同じメダルを何度も何度も使用することになるため、実はものすごい金額を
賭けている遊びだという認識を持ちにくいのです。
ネット上には機械割詐欺とか様々な罵詈雑言が飛び交っています。
が、まず現実を正しく認識することが重要だと思います。