アメリカ株最強?実は日経平均は過去10年ダウ平均よりも上昇している。10年半ならS&P500よりも上。知ってた?
こんにちは、古家智嗣です。
実に何年ぶりかの更新になります。
今回は趣向を変えて株の話題です。
最近調子のよかったアメリカ株が結構下げています。
でも、みんなアメリカ株を買うみたいです。
日本は将来性がないけれど、アメリカは違う。
今買うと10年後には大金持ちだ、みたいな話をあちこちで聞きます。
でも本当かなあ?というわけで、10年前と比較してみました。
2011年末 → 2021年末
ダウ平均 12217.56 → 36338.30 (約2.97倍)
S&P500 1257.60 → 4766.18 (約3.79倍)
ナスダック100 2277.83 → 16320.08 (約7.16倍)
日経平均 8455.35 → 28791.71 (約3.41倍)
上昇率:ナスダック100>S&P500>日経平均>ダウ平均
昨年末、アメリカ株は空前の高値でした。
しかし10年前と比較すると、ナスダック100は別格ですが、
ダウ平均は日経平均よりも上げ幅が小さく、
S&P500とて、日経に大差をつけていません。
この半年も含めた10年半だとどうでしょう。
2011年末 → 2022年6月末
ダウ平均 12217.56 → 30775.43 (約2.52倍)
S&P500 1257.60 → 3785.38 (約3.01倍)
ナスダック100 2277.83 → 11503.72 (約5.05倍)
日経平均 8455.35 → 26384.26 (約3.12倍)
上昇率:ナスダック100>日経平均>S&P500>ダウ平均
日経平均がS&P500も上回ります。
さすがにナスダック100は違いますが、それでもかなり差は縮まっています。
この現実を知っている人はどれくらいいるのでしょうかね。
10年持ち続ければ儲かるのは事実かもしれません。
でも、アメリカ株しか選択肢はないのか考え直してはいかかでしょうか。